一般財団法人北海道河川財団会長
北海道大学名誉教授(15代総長・放送大学名誉教授(5代学長))
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2020.04.15
北海道河川財団会長として働いています。
丹保憲仁
長い間、水環境工学、都市水工学の専門で教育研究に働いてきましたが、北大の大学院までの専攻であった、河川工学の分野に立ち返って久方ぶりで、河川水利、災害、ダムなどの勉強をしています。
北海道大学時代のほぼ半世紀にわたる、専門の一番狭い最専門分野の、水処理工学に関する研究業績をまとめて、水処理工学の基礎(上・下巻)1,200頁を、小笠原君(元北海道環境衛生部長、公営企業管理者)と共著で日本水道新聞社から平成28-29年に上梓することが出来て、北大工学部丹保研の職員、院生、研究生などの労苦をまとめて公にすることが出来ました。
今、その中のエッセンスをまとめて、Physical and Chemical Separation in Water and Wastewater Treatment (800page) を丹保が第2代会長を務めた国際水協会(International Water Association、IWA)の出版部門(Publication office: London)。から5月に出版しようと最終校正中で苦戦しています。小笠原紘一君との共同作業です。英語の研究論文はたくさん書いてきましたが、800ページもの大冊を英語で書き通すのは、初めての経験で基基礎語学力に関わるnative speaker でない困難を克服しきれないで、ロンドンの編集者に面倒をかけています。
この3月で、87歳になりました。すべてがゆっくりとしか進まないこの年で、専門の学問の仕事はこれで終わりになるでしょう。もう新しいアイデアが出せなくなっていますが、本を書いているうちに、是まで気付かなかった新しい大きな知見を2つ三つ見つけました。本を書くのも創造であることを知って嬉しいことでした。一緒に研究をして呉れたたくさんの仲間に最後の返礼が出来そうでほっとしています。
気分はよくありませんが、新型コロナウイルスの足止めには影響されずに働けることを有難く思っています。
本のご紹介
石油ピーク後をどう生きるか、北海道 (天野 治著)
はまなす財団のフォーラム2050からの最新の本である。
石油ピーク後をどう生きるか、北海道
天野 治 (著)
工学博士、日本工学アカデミー会員、もったいない学会EPR部会長、
スマートスリム社会研究会幹事
単行本
出版社: はまなす財団
ISBN-10: 4863810334
ISBN-13: 978-4863810334
判型/頁数 B6 144ページ
北海道の交通体系展望(柿沼博彦・田村亨著)
この本も、はまなす財団のフォーラム2050から出版されたものである。
JR北海道の柿沼さんが「北海道の鉄道イノベーション」を、室蘭工業大学の田村さんが「北海道の交通体系について」を執筆された。ぜひ、ご覧いただきたい。
A5変形判
オールカラー181頁
お問い合わせは、はまなす財団まで。
ダウンロード(pdf)
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